YUIの投資メモ帳

投資メモ

金融の歴史

金融の歴史は古く、現代の金融制度ができるまでには長い時間がかかりました。

  1. 古代から中世:金融取引の基礎形成 古代エジプト古代ローマなど、古代から金融取引が行われていました。金融取引の形態は、貸し借りや手形の発行、信用取引などがありました。中世には、イスラム教の財政システムであるイスラーム金融が発展し、利子の禁止やリスク共有が取り入れられました。

  2. 近代初期:商業革命と金融革命 17世紀から18世紀にかけての商業革命と金融革命によって、近代的な金融制度が形成されました。商業革命によって、貿易や商業が発展し、金融取引の規模が拡大しました。金融革命によって、近代的な金融制度が整備され、株式市場や銀行が発展しました。

  3. 近代:金融取引のグローバル化 20世紀に入ると、金融取引がグローバル化し、世界中で様々な金融商品が取引されるようになりました。また、金融取引においては、コンピュータ技術の発展によって、高速化や複雑化が進みました。しかし、近年では、金融危機などの問題が発生し、金融制度の改革が求められるようになっています。

現代の金融制度は、過去の歴史と現代技術の融合によって形成されたものであり、金融市場の変化に伴って常に改革が求められています。

仕手株

よく耳にする仕手株とはどういうことか。

仕手株とは、市場で相場を操作する目的で特定の投資家が一時的に大量の株式を買い占め、その後一気に売り抜けて、一時的に株価を上げたり下げたりすることを指します。このような行為は、株式市場において違法行為とされ、株価の公正な形成を阻害することになります。

仕手株は、一般的に次のような手法で行われます。

  1. 持ち株数の大量購入:仕手株を行う投資家は、一時的に大量の株式を買い占め、自己の所有株式数を大幅に増やします。

  2. 株価の人工的な操作:大量の株式を買い占めたことで、株価が上昇します。この状況を利用して、さらに株価を上げるために、投資家が買い支えをすることもあります。

  3. 売り抜け:株価が上昇したところで、投資家は大量の株式を一気に売り抜け、利益を得ます。このため、株価は急落することがあります。

仕手株は、投資家が法律や規制を遵守しない不正行為であるため、厳しく取り締まられます。株式市場の健全な発展のために、投資家は法令を遵守して、公正な投資を行うことが求められます。

新NISA 

新NISAとは、「少額投資非課税制度」のことで、2014年1月から導入された日本の制度のことです。この制度は、個人が少額で株式や投資信託などの金融商品に投資する場合に、一定の条件を満たすと非課税となる制度です。

以下に、新NISAの主な特徴を説明します。

  1. 非課税枠の拡大: 新NISAでは、個人の年間投資額の非課税枠が、従来のNISAよりも大幅に拡大されました。現在の非課税枠は、年間で40万円までとなっています。

  2. 投資対象の多様化: 新NISAでは、株式や投資信託ETF、債券などの金融商品を投資対象としています。これにより、投資家は多様な選択肢を持つことができ、リスク分散が容易になりました。

  3. 手数料の優遇措置: 新NISAを活用する場合、一部の証券会社では手数料が割引される場合があります。また、取引手数料が無料の証券会社もあります。

  4. 5年間の非課税期間: 新NISAの最大のメリットは、投資した金融商品の売却益が、最大5年間非課税となることです。この期間内に、投資家が売却益を上げた場合でも、税金を支払う必要はありません。

  5. 損失の繰越措置: 投資家が新NISAで損失を被った場合、その損失額は最大3年間、翌年以降の利益に繰り越すことができます。これにより、損失が生じた場合でも、次年度以降に発生する利益で相殺することができます。

  6. 普通NISAとの併用可能: 新NISAは、既存の普通NISAとの併用が可能です。ただし、非課税枠は年間40万円までとなります。

大相場の歴史

株式市場の歴史には多くの大相場があります。

  1. 1920年代の株価バブル: 1920年代にアメリカ合衆国で起こった株価バブルは、株価が急激に上昇した後、1929年の株価大暴落によって終わりました。この期間には多くの人が富を築き、多くの人が破産しました。

  2. ドットコム・バブル: 1990年代後半から2000年代初頭にかけて、インターネット関連企業の株価が急騰しました。しかし、その後の株価の急落により、多くの企業が倒産し、多くの投資家が損失を被りました。

  3. 2008年の金融危機: 2008年には、アメリカの住宅ローン市場の崩壊がきっかけとなって、世界的な金融危機が発生しました。株式市場は大幅に下落し、多くの企業や投資家が大きな被害を被りました。

  4. COVID-19の影響: COVID-19のパンデミックは、世界中の株式市場に大きな影響を与えました。一部の企業は成功を収めましたが、多くの企業は大きな損失を被りました。しかし、2020年後半から2021年にかけて、多くの国の株式市場は回復し、歴史的な高値を更新しました。

過去のショック

株式市場には過去にいくつかの大きなショックがありました。

1987年のブラックマンデー: 1987年10月19日に起こった株式市場の大暴落で、ダウ・ジョーンズ平均株価は一日で22.6%も下落しました。これは世界中の株式市場に大きな影響を与えました。

2000年のドットコムバブル崩壊: 1990年代後半から2000年代初頭にかけて、インターネット関連企業の株価が急騰し、多くの投資家が投資を行いました。しかし、その後、多くのインターネット企業が倒産し、株式市場は急落しました。

 

2008年のリーマン・ショック: 2008年に発生した金融危機で、米国のリーマン・ブラザーズが破綻し、世界中の金融市場に深刻な影響を与えました。株式市場も大幅に下落し、世界的な景気後退が発生しました。

 

2020年の新型コロナウイルスパンデミックによる市場の大暴落: 2020年初頭に新型コロナウイルスが世界的に拡大し、株式市場は急落しました。多くの国で経済活動が停滞し、株式市場も大きな影響を受けました。

これらは過去に起こった株式市場の大きなショックの一部であり、それぞれ異なる要因によって引き起こされました。これらの出来事は株式市場のリスク性を示しており、投資を行う際には適切なリスク管理を行うことが重要です。

テクニカル

私はRSIをよく使っているのですが、

RSIは単独で使用することもできますが、他のテクニカル指標と組み合わせることでより効果的になることがあります。以下に代表的なテクニカル指標との組み合わせをいくつか紹介します。

  1. MACD(移動平均収束発散)とRSI MACDは、短期と長期の移動平均線の乖離を比較し、トレンドの転換点を探る指標です。RSIと組み合わせることで、トレンドの転換点と共に、過買い・過売りのレベルを把握することができます。

  2. Bollinger Bands(ボリンジャーバンド)とRSI Bollinger Bandsは、株価が一定の範囲内で変動することを示す指標で、RSIと組み合わせることで、過買い・過売りのレベルとともに、相場が安定しているかどうかを判断することができます。
  3. Fibonacci Retracement(フィボナッチリトレースメント)とRSI Fibonacci Retracementは、トレンドの上昇・下降に対するサポートラインやレジスタンスラインを把握する指標で、RSIと組み合わせることで、サポートラインやレジスタンスラインが過買い・過売りのレベルと重なっているかどうかを把握することができます。

以上のように、RSIは他のテクニカル指標と組み合わせることで、相場のトレンドや動向をより正確に把握することができます。ただし、どのテクニカル指標と組み合わせるかは、投資家の投資スタイルや相場観、状況によって異なるため、自分に合った組み合わせを見つけることが重要です。

銘柄選定

投資に関する個別の銘柄の提供は、個別の投資家のニーズや投資目的に合わせて選定する必要があります。また、法律上の制限もありますので、銘柄の提供は控えさせていただきます。

一般的には以下のような銘柄の選定が行われることがあります。

  • ・大手株 日本経済の代表的な企業である、トヨタ自動車三菱UFJフィナンシャルグループ、ソフトバンクグループ、日本電信電話などの大手株は、投資の初心者から経験者まで幅広い層に人気があります。これらの企業は、多様な業界に参入しており、経済動向に強く連動しているため、ポートフォリオのバランスを取るために重要な銘柄の一つとなります。

  • ・新興企業株 テクノロジー、バイオテクノロジー、AIなど、将来性が期待される新興企業株も、リスクの高い銘柄として知られています。成長性に期待ができる反面、不確定要因が多く、業界のトレンドによっては大幅な株価変動を起こすことがあります。

  • ・高配当株 配当利回りの高い株式は、安定した収入を得たい投資家にとって魅力的な選択肢となります。特に、公益企業や不動産会社、通信会社、生命保険会社などの分野で高配当銘柄が多く見られます。ただし、高配当銘柄には、業績不振などの要因により配当を減らす可能性があるため、投資家は慎重に選択する必要があります。

  • ETF ETF(上場投資信託)は、株式市場全体や特定のセクターに投資することができる投資商品です。ETFによって、分散投資を手軽に行うことができ、ポートフォリオリスク管理に役立ちます。

以上のような銘柄選定を行い、バランスの取れたポートフォリオを構築することが重要です。