日経平均株価の算出方法
日経平均株価は、東京証券取引所(東証)が選定した225銘柄の株価の平均値を表す指数です。日経平均株価は以下のような手順で算出されます。
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東証が選定した225銘柄のうち、各業種ごとに代表的な銘柄を選び出します。これを業種平均株価といいます。
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各業種平均株価の値を、その業種内の時価総額で重み付けします。時価総額が大きい銘柄ほど、日経平均株価に与える影響が大きくなります。
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各業種平均株価の重み付き平均を計算します。この値が日経平均株価となります。
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日経平均株価は、取引日中に定期的に算出され、15秒ごとに公表されます。
日経平均構成銘柄に採用されると上がることも散見されるので
構成銘柄は確認しておいた方がいいかもです。
FRBとは
前記事のFOMC同様にFRBも名前は聞いたことがある方も多いと思いますが、概要をまとめてみました。
FRBとは
米国の中央銀行であるFederal Reserve System(通称フェデラル・リザーブまたはFRB)は、1913年に創設されました。それ以前、米国は国内において金融危機が頻発し、経済に大きな影響を与えていました。そのため、中央銀行の創設が望まれるようになり、FRBが設立されることとなりました。
FRBは、米国政府が設立し、連邦政府と独立した中央銀行で、財政政策の実施を担う役割を持ちます。FRBは、米国の金融政策を決定し、金融システム全体の監視と調整を行います。また、FRBは、銀行や金融機関に対して監督権限を持ち、銀行業務の安定性と安全性を保つための規制を行っています。
FRBは、設立以来、数多くの経済危機に対応し、金融政策を調整してきました。例えば、1930年代の大恐慌、1970年代のインフレーション、そして2008年のサブプライムローン危機などが挙げられます。これらの危機に対して、FRBは金融政策を調整し、経済を安定させるための措置を取ってきました。FRBは現在も、米国の経済安定と成長のための重要な役割を果たしています。
FOMCとは
米国の金利動向でこの数年マーケットは変化していますがFOMCとは何か?
というのをしているようでまとめてみました。
FOMCは、米国連邦準備制度理事会(Federal Reserve System)の政策決定委員会であり、アメリカ合衆国の金融政策を決定する重要な組織です。
FOMCは、理事会のメンバーである7人の理事と12人の地区連銀総裁から構成されています。彼らは、毎月数回、金融政策に関する議論を行い、政策金利の調整やその他の金融政策上の問題について決定を行います。
FOMCの主な目的は、物価安定と最大雇用の達成に向けた金融政策の調整です。そのため、彼らは、インフレ率や失業率などの経済指標を分析し、金融政策に必要な調整を行っています。
FOMCは、金融市場にとって非常に重要な役割を果たしており、彼らが行う決定は、米国の経済全体に影響を与えることがあります。
米国ETF
米国ETFが最近流行っていますが改めて代表的な銘柄を
- SPDR S&P 500 ETF Trust (SPY)
- Invesco QQQ Trust (QQQ)
- Vanguard Total Stock Market ETF (VT)
- iShares Russell 1000 Growth ETF (IWF)
- iShares Russell 1000 Value ETF (IWD)
- iShares MSCI EAFE ETF (EFA)
- iShares MSCI Emerging Markets ETF (EEM)
- Vanguard Total International Stock ETF (VXUS)
- iShares Core S&P 500 ETF (IVV)
- Vanguard S&P 500 ETF (VOO)
上記は推奨しているわけではなくあくまでも時価総額が大きい代表的な銘柄一覧です。